研究課題/領域番号 |
22H00262
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分26:材料工学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
乾 晴行 京都大学, 工学研究科, 教授 (30213135)
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研究分担者 |
岸田 恭輔 京都大学, 工学研究科, 教授 (20354178)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究の概要 |
応募者が見出した知見を基に、ハイエントロピー合金のみならず希釈および高濃度合金など種々の合金系について、構成元素の平均原子変位と降伏せん断強度を極低温で測定することにより、「せん断強度は歪んだ結晶格子から運動する転位が受ける動的摩擦抵抗により決定される」という新しい原理を検証する。最終的には希釈合金から高濃度合金までの固溶強度を定量記述できる新たな理論体系の確立を目指す研究である。
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学術的意義、期待される成果 |
希釈合金からハイエントロピー合金までの広範囲の固溶強度を、構成元素の平均原子変位を主のパラメータとして定量記述する新たな理論体系の確立を目指す研究であり、学術的かつ工学的に見て重要な課題である。これまで希釈合金に限定されていた強化理論を発展させることが期待される。
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