研究課題/領域番号 |
22H00277
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分27:化学工学およびその関連分野
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
町田 正人 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 教授 (70211563)
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研究分担者 |
芳田 嘉志 金沢大学, フロンティア工学系, 准教授 (40722426)
大山 順也 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 准教授 (50611597)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究の概要 |
本研究では、平滑な金属箔を多元素ナノ薄膜で被覆した触媒を、複数のパルスアークプラズマをシンクロ照射する手法により調製する。局所構造、組成、物性を精密制御された触媒の触媒活性評価の自動化やハイスループット化によって質の高いデータを大量に収集することで、特定の反応に対して高いターンオーバー頻度を発現させ、ナノ粒子触媒を凌駕する実用性能を示す系の探索を目指している。
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学術的意義、期待される成果 |
金属触媒設計として、従来のナノ粒子分散型触媒から薄膜構造化し、ターンオーバー頻度を高めるというアイデアは独創性の高い研究提案である。従来の金属触媒の開発が、金属表面積の増大に重きを置かれていたのに対し、金属薄膜でも高いターンオーバーが得られれば、新たな触媒設計のブレークスルーになることが期待される。
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