研究課題/領域番号 |
22H00291
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分29:応用物理物性およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
竹谷 純一 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (20371289)
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研究分担者 |
小林 伸彦 筑波大学, 数理物質系, 教授 (10311341)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2023-03-31
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研究の概要 |
有機エレクトロニクスにおいて先導的な研究を展開しているグループによる有機量子デバイスの発見を見据えた研究である。本研究では、有機半導体分子の自己組織化周期構造において、歪印加および酸化還元状態によって、もとの構造を維持したまま、電子状態をしなやかにかえる二次元電子系について、電子相の制御、電子相関の効果と電子物性の解明、超伝導量子ビットなどの次世代デバイス化研究を推進するものである。
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学術的意義、期待される成果 |
応募者は、有機薄膜デバイスに関する非常に優れた研究業績を有しており、今回の二次元電子ガス制御に関しても、説得力のある分かりやすい計画が練られており、高い成果が期待できる。これまでの豊富な経験に裏付けられた堅実で具体性の高い提案と言える。超伝導物性など物性物理の根幹をなすテーマにも直結する内容で、その点からも重要性は高い。
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