研究課題/領域番号 |
22H00320
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分33:有機化学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
内山 真伸 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (00271916)
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研究分担者 |
宮本 和範 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 教授 (40403696)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究の概要 |
電荷シフト結合を軸として、準安定結合を分子内に包含する素子の発生法や利用法を開拓することで、プロペラン、二原子炭素、カゴ型分子などの合成化学に革新をもたらし、電荷シフト結合の本質に迫る基礎的な学理を確立する。その合成・活性化・利用など多方面から新しい化学を切り開く提案であり、基礎的から応用展開まで、明確なビジョンが示されている。
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学術的意義、期待される成果 |
応募者が精力的に研究を進めているC2化合物やプロペランの化学は、独自に培ってきた確かな戦略に基づいており、本研究の達成により、化学結合に関する新たな概念や基礎的な知見の創成も期待される。その応用としてフラーレン、カーボンナノチューブをはじめとする炭素化合物、医薬品候補あるいはアミノ酸など、様々な機能性物質の合成素子として広範な応用展開も可能である。
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