研究課題/領域番号 |
22H00324
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分34:無機・錯体化学、分析化学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
松田 亮太郎 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (00402959)
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研究分担者 |
高坂 亘 東北大学, 金属材料研究所, 准教授 (70620201)
日下 心平 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (80749995)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究の概要 |
応募者のこれまでの質の高い研究を基盤に、MOF(金属-有機構造体)を用いたゲート型吸着材料について、様々なMOFの結晶サイズ、形状、欠陥とゲート現象の関連を中心に、X線自由電子レーザーを用いた局所構造変化やナノ空間内での熱移動分析を連携することでその詳細な吸着機構を明らかにし、得られた知見をさらにMOF材料開発に応用する内容である。
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学術的意義、期待される成果 |
MOFは次世代材料として世界的に注目を集めており、中でもゲート型吸着機構の解明は材料設計を進める上で大変意義深い。非平衡状態を含む機構解明は大変難しく挑戦的な課題であるが、詳細な課題設定とそれを解決する緻密な研究計画が立案されており、基盤的かつ実用的研究として非常に優れている。また、実現性も高くその波及効果も大きいと判断される。
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