研究課題
基盤研究(A)
超高圧合成法、第一原理計算法および先端計測法を融合させ、準安定な強相関電子系・スピントロニクス物質を合成し、新しいスピン物性や電子物性を示す物質の開拓を目指す新規性のある研究である。また、超高圧下での物性測定を通じて新しい強相関電子系の探索を行い、新規なスピントロニクス機能に関する学術的知見が得られることが期待される。
異常高原子価遷移金属酸化物という未知の物質群の探索を行い、その基礎学理の構築を目指すという学術的に意義深い研究である。これまでに十分な研究が行われていない準安定な物質群において、新しい電子機能を有する物質が見いだせれば、物質科学分野において波及効果は大きく、新規なスピン物性分野や電子物性分野の創出など今後の展開が期待される。
