研究課題/領域番号 |
22H00407
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
森 和俊 京都大学, 高等研究院, 特別教授 (70182194)
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研究分担者 |
蜷川 暁 神戸大学, バイオシグナル総合研究センター, 助教 (80647991)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究の概要 |
哺乳類細胞の小胞体内腔に存在する構造異常タンパク質を認識して細胞質での分解に導くERAD経路の分子機構解明に関する計画である。研究代表者がこれまでに同定した糖鎖プロセシング因子を中心に、この経路の進行に関わる因子の働きをゲノム編集や生化学的手法を駆使して明らかにし、一方で構造異常がシビアなタンパク質を別経路で分解に導く機構も含めた小胞体タンパク質品質管理の全容理解を目指している。
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学術的意義、期待される成果 |
未知の部分が大きい哺乳類のERAD経路において、これまでに研究代表者が書き換えてきた研究路線を更に拡張する新規性の高い内容であり、研究代表者ならではの的を絞った問題設定、的確な手法の選択、研究材料の準備状況などにおいて隙のない構成となっている。競争の激しいこの分野で研究代表者は国際的に先導的な立場におり、本計画の遂行によって更なる先駆的成果が期待できる。
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