研究課題/領域番号 |
22H00416
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分44:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
飯野 雄一 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (40192471)
|
研究分担者 |
豊島 有 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (10632341)
國友 博文 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (20302812)
富岡 征大 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (40466800)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究の概要 |
全ての細胞が同定され、全神経の構造が解明されている線虫C.elegansを用いて独自の解析系を導入し、情報の感知と神経系の情報処理機構を明らかにすることで、動物における環境情報を神経だけでなく体表や内臓などの器官が感知し、神経系が情報の統合センターとして働く際に感覚情報処理を最適化し行動を変化させる分子・神経機構の解明を目指す研究である。
|
学術的意義、期待される成果 |
線虫を用いる利点を最大限に生かし、分子、細胞、行動レベルの多層にわたる緻密なデータ収集と解析により、飢餓情報およびその他のストレス情報の感知から、その後の情報処理により個体の行動を制御する機構の飛躍的な理解につながる成果が期待される。また、神経生物学のみならず周辺の研究分野への波及効果としても学術的な意義が認められる。
|