研究課題/領域番号 |
22H00417
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分44:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
河内 孝之 京都大学, 生命科学研究科, 教授 (40202056)
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研究分担者 |
吉竹 良洋 京都大学, 生命科学研究科, 助教 (10839179)
安居 佑季子 京都大学, 生命科学研究科, 准教授 (90724758)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究の概要 |
基本的に配偶体世代で生活するゼニゴケをモデル生物として用い、応募者らが既に同定した、半数体生物の性染色体決定システムにおける性決定遺伝子BPCUとそのgametologであるBPCVを研究対象とし、こうしたU/Vシステムの性決定の制御実態や性決定遺伝子の進化を理解しようとする研究計画である。
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学術的意義、期待される成果 |
シロイヌナズナに加えて進化的に離れた植物種を扱うことで陸上植物の不偏性と多様性を理解しようと考え、生活環の大半を半数体の配偶体世代で過ごすゼニゴケをモデル生物として開発した点は独創性が認められる。また、ゼニゴケにおける性決定関連遺伝子を同定した上で、性染色体決定システムの制御実態や性決定遺伝子の進化を明らかにし、生物の多様な戦略を理解しようとしており、スケールの大きさと実現性の高さを実感できる。
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