研究課題/領域番号 |
22H00442
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分47:薬学およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大戸 茂弘 九州大学, 薬学研究院, 特命教授 (00223884)
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研究分担者 |
松永 直哉 九州大学, 薬学研究院, 教授 (10432915)
小柳 悟 九州大学, 薬学研究院, 教授 (60330932)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究の概要 |
応募者は、薬物の効果や副作用が、投薬時刻により異なる原因を体内時計の分子機構の側面から研究してきた。本研究では、体内時計調節機構としての「体内の離れた場所で起こることが、伝達されて時計を刻んでいる」細胞伝達時計の機能を解析して生理学的意義を明らかにする。また細胞伝達時計と既存の体内時計機構(神経伝達時計と液性伝達時計)との相互作用を検討し、病態や生体に対する薬物の感受性への影響について解析する。
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学術的意義、期待される成果 |
応募者は、細胞伝達時計機構を発見した研究者であり、時計遺伝子による薬物動態関連分子の発現制御の研究の独自性は高い。生体リズムという観点から、発見した現象を考えることでエピジェネティックな制御を含む時空間的解析とその理解が進み、抗炎症化合物の適切な時間での投与による効率的治療へとつながることが期待できる。また、最先端の手法・装置(クライオ電顕)の使用による研究進展も期待される。
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