研究課題
基盤研究(A)
長期生存し高親和性抗体を産生し続けるメモリープラズマ細胞が生存・維持されるメカニズム解明のために、骨髄微小環境ニッチに注目した研究である。ウイルス感染マウスモデルでの、ニッチ構成細胞の同定に加えて、メモリープラズマ細胞との相互作用を生体イメージングやin vivo細胞間相互作用トラッキング技法で解析する。
骨髄微小環境ニッチ解析に必要な新規手法を確立し、これまで未解明であったメモリープラズマ細胞の長期維持機構に焦点を当てた独自性と学術的価値は高く評価できる。効果的な継続性のあるワクチン開発につながる社会的要求度も高い意義ある研究である。