研究課題/領域番号 |
22H00466
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分52:内科学一般およびその関連分野
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
小野寺 理 新潟大学, 脳研究所, 教授 (20303167)
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研究分担者 |
加藤 泰介 新潟大学, 脳研究所, 准教授 (30598496)
塚田 啓道 中部大学, AI数理データサイエンスセンター, 准教授 (40794087)
齋藤 理恵 新潟大学, 脳研究所, 助教 (80829078)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究の概要 |
応募者は遺伝性脳小血管病CARASILの病態解明に長年取り組んでおり、原因遺伝子HTRA1ノックアウトマウスの表現型とカンデサルタンによる救済効果を明らかにしている。このデータをもとに、本研究では、マウスモデルや死後脳を用い、フィブロネクチンなど細胞外基質の蓄積を引き起こす細胞群を同定する。
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学術的意義、期待される成果 |
ヒトの認知症の中心病態の一つである脳小血管病のメカニズムを、細胞外基質の摂動の観点から再定義しようとする点で学術的意義が高い。ドラッグリポジショニングによる治験の実施も将来的に期待でき、発展性もある。さらに、神経変性疾患に分類されるアルツハイマー病においても血管病態が注目されていることから、本研究から得られた知見が将来の認知症治療に広く結びつくことも期待される。
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