研究課題/領域番号 |
22H00477
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分54:生体情報内科学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
植松 智 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 教授 (50379088)
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研究分担者 |
井元 清哉 東京大学, 医科学研究所, 教授 (10345027)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究の概要 |
応募者の研究チームは、世界に先駆けて腸内ファージゲノムの解析手法を確立し、腸内細菌・腸内ファージの宿主―寄生体関係の同定に実績がある。本研究は、特に肥満や糖尿病と関係するとされるClostridium ramosumとクローン病の増悪に関わるAIECを標的に、pathobiontに特異的な溶菌酵素の同定や改変ファージ技術を応用した新規ファージ療法の開発を目指すものである。
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学術的意義、期待される成果 |
腸内細菌叢と疾患との関係については近年種々の報告があり、pathobiontの特異的な制御法の開発は社会的ニーズが高い。本研究は、応募者らのこれまでの実績に基づいた、ファージシステムによる選択的腸内細菌制御法の確立を目的としたものであり、独創性が高い。本研究により、将来的な日本独自の腸内マイクロバイオーム制御法の創出が期待される。
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