研究課題/領域番号 |
22H00481
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
福田 恵一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 名誉教授 (20199227)
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研究分担者 |
長嶋 比呂志 明治大学, 農学部, 専任教授 (50318664)
相馬 雄輔 藤田医科大学, 医学部, 助教 (60978691)
遠山 周吾 藤田医科大学, 医学部, 准教授 (90528192)
森田 唯加 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特別研究員(PD) (50783685)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究の概要 |
脳死移植が十分増加していない本邦の現状で、臓器作出の必要性を背景として、ブタの体内環境を活用した移植用のヒト心臓再生のための基盤となる技術開発を目指したもので、ムーンショット的な研究である。3つの研究項目が設定され、①心臓欠損ブタの作成、②胚盤胞補完法によるクサビラオレンジ心臓の作出、③ナイーブ型ヒト多能性幹細胞の樹立、を大きな3つの柱とする研究課題を形成している。
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学術的意義、期待される成果 |
iPS細胞から心筋細胞を作成する細胞移植治療に代わる次世代の再生医療として「胚盤胞補完法」を用いて臓器そのものを作製し移植する方法の樹立は、ドナー心臓が極度に不足している現状において心臓の形成を期待し得る大きな基盤研究となる。重症心不全患者に対する臓器供給という難題を克服さるための大変重要な研究課題である。
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