研究課題/領域番号 |
22H00485
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分56:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
小川 毅彦 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (50254222)
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研究分担者 |
鈴木 貴紘 国立研究開発法人理化学研究所, 生命医科学研究センター, 客員主管研究員 (00553661)
佐藤 卓也 横浜市立大学, 医学部, 講師 (70599505)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究の概要 |
応募者はマウスの試験管内精子形成に世界で初めて成功した。しかし、ヒトの精巣組織はin vitro環境に置くと組織内に繊維化が生じ、これを実現することが困難であった。しかし、ここ数年間の研究成果によりこれらの課題の多くが解決し、いよいよ霊長類やヒト精巣組織により試験管内精子形成を試みる準備が整った。本研究ではヒト精巣組織に最適な培養液と培養法の開発を行い、ヒト精子形成法の完成を目指す。
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学術的意義、期待される成果 |
精子形成メカニズムの解明や精子形成障害の病態解明に応用でき、小児がんサバイバーに凍結保存精巣組織からの精子産生と産児にもつながる希望を与える。また、整いにくい環境(ヒトや霊長類の精巣を得る点なども含めて)も揃っている点も高く評価できる。研究成果が出れば、医療においても社会においてもインパクトの大きい研究である。
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