研究課題
基盤研究(A)
肥満傾向児が増える学童期に焦点をあてた化学物質曝露と腸内細菌叢のコホート研究である。愛知出生コホート参加者5301人を対象に尿・血液中化学物質曝露マーカ濃度と腸内細菌叢との関連の検証、また化学物質への暴露、腸内細菌叢と学童期(8歳、12歳)における肥満指標との関連を解明する。
2022年度までの研究実績を踏まえ、さらに12歳まで追跡を延長することは評価される。小児期の生活環境で暴露する化学物質と肥満との関係、腸内細菌叢と肥満との関係、さらに化学物質と腸内細菌との関係に着眼したことは独創性が高い。