研究課題/領域番号 |
22H00544
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
大武 美保子 国立研究開発法人理化学研究所, 革新知能統合研究センター, チームリーダー (10361544)
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研究分担者 |
小磯 花絵 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, 教授 (30312200)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究の概要 |
高齢者の日常会話から認知機能や心理状態を推定するために、会話データに加えて認知機能検査や質問紙などの異なるモダリティのデータと紐づくコーパスを開発することを目指している。会話により認知機能維持に寄与する言語能力の生涯発達を支援する技術を開発するため、言語理論に基づいて言語解析手法を提案し、実証実験を通じて得られるエビデンスをコーパスとして整備するものである。
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学術的意義、期待される成果 |
社会における問題が明示されており、これまでに存在しないコーパスの作成が持つ社会的価値は大きい。また、高齢者の認知症発症と認知機能低下を防ぐ喫緊の社会課題に、大きく寄与することが期待される。さらに、領域を横断し、マルチモーダル日常会話コーパスを開発するところに学術的創造性があると考えられる。また、独自に開発した手法や理論を適用する点で、独自性・創造性が高い研究である。
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