研究課題
基盤研究(A)
色覚障害者の情報補償を目的とし、深層学習による知覚評価とAR技術を組み合わせることにより、色覚特性を検査し、個人適応技術を開発する研究である。障害レベルをより低負荷、かつ正確に計測する方法の開発、転移学習を用いた個人適応技術の開発、さらに、意味論的情報を考慮した支援機能の実装を行い、これらの技術を統合したARデバイスを開発する。
色覚障害を有する人のQoL改善に焦点をあて、明確な課題および目標の設定が行われている。各課題について具体的な研究アプローチが示されており、実行性の高い研究計画となっているため、応用として具体的かつ着実な成果が見込める。医工連携体制を整えてARデバイスの開発まで実施する実用性の高い研究計画である。