研究課題
基盤研究(A)
新型コロナウイルスは進化(変異)が早いため、すぐにワクチンや薬が効かなくなってしまう。このため、ウイルスの進化予測モデルの構築は重要であるが、適切な進化予測モデルの構築はできていない。本研究では、蛋白質の熱安定性変化を、分子動力学と機械学習を用いて適切に考慮することで、ウィルスの進化予測モデルの構築を目指す。
MDシミュレーションと機械学習を組み合わせた超高速熱安定性評価系を構築し、熱安定性を超高速に評価してウィルス進化モデルを構築するアプローチは重要性の高い研究であり、国際的な優位性の高さがある。応募者らは、機械学習を用いた機能性タンパク質の高機能化を含む優れた研究実績を有していることから進化予測モデルの構築が期待される。