研究課題/領域番号 |
22H00563
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分63:環境解析評価およびその関連分野
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
細野 高啓 熊本大学, 大学院先端科学研究部(理), 教授 (30367065)
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研究分担者 |
中川 啓 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 教授 (90315135)
天野 弘基 東海大学, 文理融合学部, 特任助教 (90964552)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究の概要 |
本研究は、水文モデルを用いて熊本地域を対象にきわめて高解像度な硝酸態窒素の3次元的な流動を計算するものである。本研究で用いる水文モデルは研究代表者らの旧モデルを元に発展させ、過去50年の農林業センサス関連データに基づき推定する窒素負荷ポテンシャルと網羅的な採水・同位体分析に基づき推定する自然浄化ポテンシャルを統合することで構築する。
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学術的意義、期待される成果 |
本研究によって地下水の硝酸態窒素汚染を根本解決するための手法が確立することが期待される。本研究が完成すれば世界で初めて広域地下水流動系を対象とした社会実装可能なレベルでの硝酸態窒素汚染解析のツールになる。過去20年の窒素削減対策の効果の評価・総括および長期に安全な地下水質を維持するためのロードマップの提案が成果として期待される。
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