研究課題
基盤研究(A)
太陽光発電パネルの廃棄に伴い、パネルのリサイクルシステムの開発が必要とされている。特に廃液処理からの有価物微粒子を効率よく回収するシステムが求められており、応募者らはすでにいくつかのシステムを開発している。その仕組みについてモデル化し、解析することにより、より効率的は回収システムを構築することが目的とされている。
本研究の学術的背景、研究目的は明確であり、各研究分担者の役割も実験系、解析系、モデル構築系が整った研究体制となっている。社会的な要請も高い研究課題である。応募者はこれまで多層傾斜板電極つき沈殿槽の研究開発に取り組んでおり、関連特許も取得している。太陽光パネルの廃棄処分の問題は喫緊の課題であり、社会的要請から考えても重要な研究である。