研究課題
基盤研究(A)
本研究は、皮膚親和性イオントロニクス技術の開発と応用に関するもので、生体/デバイス界面(皮膚)におけるマルチな情報エネルギー変換(電子⇔イオン⇔流れ)を低侵襲に仲介するイオントロニクス技術(ハイドロゲル電極・バイオ発電ファブリック・創流ハイドロゲル・多孔性マイクロニードルなど)の開発を行う。
本研究は、皮膚親和性と精度・感度を極限まで高め、皮膚の恒常性維持機構および皮膚感覚・皮膚免疫の自律メカニズムを探求し、さらに、皮膚バリア機能の改善・保持や各種皮膚炎症・疼痛・痒みの緩和、および、簡便で安全なセルフメディケーション(自主服薬)やワクチン投与に有効な皮膚パッチの開発に展開し、リモート・セルフ医療の拡充に貢献する。