マット運動は、運動している自分の姿を直接見ることができないため、動きのイメージと実際の動きを一致させることは難しい。最近ではICT機器を利用して、自分の姿を見て学ぶ方法も導入されている。この方法では、フィードバックまでのタイムラグが生じたり、修正に対する具体的な試技位置の把握が難しかったりする。 そのため客観的な即時フィードバックをする方策として聴覚を利用した体育を目指し、サウンドマットを開発した。聴覚(音)は即時に判断できる感覚である。聴覚を利用することで学習への意欲やフィードバックに活かすことができる。
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