研究課題
奨励研究
本研究課題は、「バーチャルリアリティーを用いた身体認識の操作中に、さらに内受容感覚を付与することで身体認識の変容が強化され、それに従属してバーチャルリアリティー環境上での運動学習も変化するか?」という学術的問いを立て、行動学的ならびに神経生理学的に検証することを目的とした。コロナ禍の影響によりシステム環境構築に時間を要し、健常者を対象としたデータ収集は実施できていない。しかしながら、バーチャルリアリティー環境の構築は終了し、現在直ちに実験を開始できる状態である。
脳神経科学
本研究課題が明らかとなれば、バーチャルリアリティー上で内受容感覚を付与した視覚情報のみで運動学習の向上が可能となり、リハビリテーション分野やスポーツ分野における新たな運動学習システムの確立に寄与する可能性がある。