研究課題/領域番号 |
22H04927
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
大区分A
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
仲田 泰祐 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 准教授 (40867785)
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研究分担者 |
藤井 大輔 独立行政法人経済産業研究所, 研究グループ, 研究員 (00791253)
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研究期間 (年度) |
2022-04-27 – 2027-03-31
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研究の概要 |
感染症によるパンデミックは、公衆衛生の危機であると同時に社会的・経済的危機である。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の流行前は「感染症対策と社会・経済をどのように両立させていくか」という問いに答えるためのフレームワークが存在しなかった。本研究は「感染症対策と経済活動の両立を考えるためのモデル研究」、「コロナ禍における政策の事後検証」、「コロナ危機の中長期的な社会・経済影響」の3つのテーマを設定し、感染症対策と社会・経済活動の両立に資する知見を提供することを目的とするものである。
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学術的意義、期待される成果 |
本研究で期待される研究成果は、パンデミックという社会・経済に対する未曾有のショックに対して、その影響を包括的に検討し、リアルタイムで科学的知見を提示することである。新型コロナウイルス感染症の流行状況、変異株の発生、医療提供の体制、ワクチン接種、治療薬の開発など、感染症対策の中身と政策で必要とされるシミュレーションは刻々と変化してきた。本研究により、感染抑制と経済活動に関する統合的なシミュレーションモデルを開発し、様々な感染症対策の効果を検証することは、学術的意義だけでなく社会的意義も大きい。
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