研究課題/領域番号 |
22H04935
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
大区分B
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
石原 安野 千葉大学, ハドロン宇宙国際研究センター, 教授 (40568929)
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研究分担者 |
清水 信宏 千葉大学, 大学院理学研究院, 助教 (60869395)
Meier Maximilian 千葉大学, 大学院理学研究院, 特任助教 (70931327)
永井 遼 千葉大学, 大学院理学研究院, 特任研究員 (00801672)
常定 芳基 大阪公立大学, 大学院理学研究科, 教授 (50401526)
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研究期間 (年度) |
2022-04-27 – 2027-03-31
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研究の概要 |
ニュートリノは直進性がよく、爆発的天体現象をいち早く捕まえることができ、他の粒子による観測研究と相補的情報を与える。南極のアイスコア自体をニュートリノ観測媒体とする、宇宙ニュートリノ望遠鏡IceCubeプロジェクトでは、ニュートリノ放出天体の初同定に成功した。本研究では、検出器容量を8倍拡大することと、光伝播特性による系統誤差の削減により、感度を5倍以上向上させることを目指している。
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学術的意義、期待される成果 |
本研究の遂行により、ニュートリノを特異的に多く放出する天体の同定、高エネルギー宇宙線の加速源やその機構は何かという問いに答えるための基礎データ収集を極めて効率的に実現することが見込まれる。また、南半球の世界的観測拠点強化に先導的役割を果たすことが期待される。
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