研究課題/領域番号 |
22K00507
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山田 彬尭 大阪大学, 大学院人文学研究科(言語文化学専攻), 准教授 (70879965)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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キーワード | 定量的言語研究 / コーパス言語学 / 実験言語学 / 敬語 / ベイズ統計学 / 発話行為 |
研究実績の概要 |
国内学会については、日本言語学会(2回)、日本英語学会(1回)、計量国語学会(1回)、そして、国際学会としては、WAFL17(2件)、SICOGG(1件)、COMPILA(1件)、JK(1件)における学会発表を行い、きわめて充実した研究成果を出すことができた。また、Glossa: a journal of general lingusiticsに掲載された国際論文において、定量的言語分析を定性的な言語研究に結び付け、歴史変化を論じる姿勢が評価され、大阪大学賞を受賞している。さらに、日本英語学会2023年度大会優秀発表賞、および、第167回日本言語学会大会発表賞をも立て続けに、受賞し、本プロジェクトが、多くの研究者から高い評価を受けていることが伺える。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
大阪大学賞、2023年度日本英語学会大会優秀発表賞、第167回日本言語学会大会発表賞は、本研究者の業績が高く評されていることを表すものである。
共同研究者との研究も複数発展しており、国際論文への投稿の準備も進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
R5年度の勢いを維持し、今後も活発な成果の発信を行う。同時に、新しい研究領域として、第一言語、第二言語におけるコーパス変異研究をも手掛け始めているので、この方向性でも研究を大きく発展させていきたい。
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次年度使用額が生じた理由 |
昨年度は、10月からインボイス制度が始まった。しかし、オンラインウェブ実験を行う際に利用していたクラウドソーシング会社でのインボイス対応が遅れたため、実験を行うことができず、その分予定していた予算が次年度に持ち越されることとなった。
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