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2022 年度 実施状況報告書

「ともに生きる」ことの文化人類学的研究:福島原発事故後の海を事例として

研究課題

研究課題/領域番号 22K01083
研究機関法政大学

研究代表者

高橋 五月  法政大学, 人間環境学部, 教授 (50791084)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2027-03-31
キーワード海 / サステイナビリティ / 不確定性 / 漁業 / 福島 / 共生
研究実績の概要

本研究は、福島第一原発事故後の海を事例に、不確定で不安定な海とともに生きるとはどのような実践であるのかを文化人類学的に考察することが目的であるが、初年度である2022年度は、日本国内およびアメリカにおいて現地調査を行うができた。また、現地調査に加えて、マルチスピーシーズ民族誌やその他関連する文献調査を行うことができた。日本国内の現地調査では、不確定な海とともに生きる方法を模索する事例として茨城県および福島県で漁業者・漁業関係者を対象に参与観察や聞き取り調査を行うことができた。加えて、米国のコネチカット州では、沿岸開発と海のサステイナビリティの関係性について現地調査を実施し、沿岸域の環境汚染、環境保全、環境教育、防災、まちづくりの関わり合いについて有益な知見を得ることができた。最後に、2023年3月には、米国ボストンで開催されたAssociation for Asian Studiesにて、本年度に実施した現地調査および文献調査を踏まえて、不確定で不安定な海とともに生きるという本研究のテーマをマルチスピーシーズ民族誌の視点から考察した論文の口頭発表を行い、数々の有益なフィードバックを得ることができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2022年度は、本研究課題の初年度として計画していた研究目標をおおむね達成することができた。

今後の研究の推進方策

2023年度は、福島第一原発で発生した放射能汚染水を浄化処理した「処理水」の海洋放出が開始予定の年であるので、福島県および近隣県を対象に現地調査を積極的に実施する予定である。加えて、本研究の成果をもとに国内外での学会発表に加え、ワークショップなどに積極的に参加し、フィードバックを得ることに努めたい。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2022

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] Seeing the Unseeable: Cultivating “Response-ability” in Aquariums2022

    • 著者名/発表者名
      Satsuki Takahashi
    • 学会等名
      Association for Asian Studies
    • 国際学会
  • [図書] フィールドから地球を学ぶー地理授業のための60のエピソード2023

    • 著者名/発表者名
      横山 智 (編集), 湖中 真哉 (編集), 由井 義通 (編集), 綾部 真雄 (編集), 森本 泉 (編集), 三尾 裕 子 (編集)
    • 総ページ数
      138
    • 出版者
      古今書院

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公開日: 2023-12-25  

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