現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2022年度においては、イラクで何が行われたのかを英国側の前述したチルコット調査報告書から読み解くことで、客観的に、米国視点からではない戦争の理由、行程、理念、戦略、政府間交渉の結果などの理解を進めてきた。2023年度においては、実証研究を進める上で計量分析に必須である統計ソフトRの理解を進め、中東全域の経済・社会データなども米・デューク大International Crisis Behaviorインデックスや、米・ハーバード大のInterstate War Battle Datasetなどを駆使して論文執筆に利用することができた。その成果は、Oil or geopolitical issues? : Quantitative rethinking of political instability in the Middle East and North Africa, GeoJournal, Vol 89, Springer, article number 55, (2024) 24 February 2024. に掲載されている。
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