研究課題/領域番号 |
22K01537
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研究機関 | 駒澤大学 |
研究代表者 |
北條 雅一 駒澤大学, 経済学部, 教授 (30362601)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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キーワード | 学校教員 / 就業環境 / 学力 / 非認知能力 |
研究実績の概要 |
本研究は,小学校における35人学級の導入が,教員の就労環境や職務負荷(労働時間,仕事量,ストレス等)にどのような変化をもたらすのか,そして,その変化が児童・生徒の学力や非認知能力といった人的資本の形成にどのような影響をもたらすのか,を検証することを目的とするものである。この研究目的を遂行するためには,学校教員の就業環境および児童・生徒の学業成績や非認知能力等を一体的に把握可能な調査データを収集する必要がある。 2022年度は,分析に必要なデータを収集するための調査を設計し,調査票の作成作業を実施した。同時に,調査協力自治体との打ち合わせ等もおこなった。年度後半にはプレ調査を実施し,調査の設計や調査票に問題がないかを確認した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
おおむね当初の予定通りのスケジュールで進捗している。調査の設計,協力自治体との打ち合わせ,調査票の作成作業は計画通りに進んでいる。ただし,プレ調査の結果からいくつかの問題点が発見されたため,調査設計および調査票の修正が必要となっている。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は,前年度に実施したプレ調査の結果を踏まえ,調査の設計や調査票の修正をおこなったうえで,本調査を実施する。プレ調査で浮かび上がった問題点を修正し,今後の調査継続に務める。
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次年度使用額が生じた理由 |
調査対象自治体への訪問を予定していたが,オンラインで実施したため旅費が不要となった。次年度以降の旅費等に活用する。
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