研究課題/領域番号 |
22K01544
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
焼田 党 南山大学, 経済学部, 教授 (50135290)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | sandwich caregiver / 介護 / 育児 |
研究実績の概要 |
初年度は介護や育児に関連する先行文献の精査を中心に、モデル構築および分析結果の一部の公表を行った。ある世代の家計が育児と親世代の介護の両方を行う場合の、家計の育児、介護および市場賃金労働の間の時間配分がどのようなものとなるか、そして、公的介護等の政策がそれらにどのような影響を与えるかを分析することを目的とする。研究の一部はElderly long-term care policy and sandwich caregivers' time allocation between child-rearing and market laborと題する論文としてJapan and the World Economy 65 (2003)に掲載された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
これまでの研究成果の発展ということで、モデルの構築がうまく進んだため。
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今後の研究の推進方策 |
これまでは各世代の親に対する利他主義に基づいて親世代の介護が供給されると仮定してきたが、他にも例えば戦略的遺産とそれに対する子どもの介護サービス供給などの側面なども研究に含めることを考えている。
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