研究課題/領域番号 |
22K01720
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
星野 靖雄 筑波大学, システム情報系(名誉教授), 名誉教授 (00096744)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 全世界の子会社 / アメリカの子会社 / ニュージランドの子会社 / 海外進出企業 / 日系企業の子会社 / 東洋経済海外進出企業Webデータ |
研究実績の概要 |
東洋経済海外進出企業データWeb版の2009年から2022年までのデータより全世界の日系企業子会社11,223社の収支(順調、収支均衡、欠損)を従属変数として、子会社の資本金、売上高、従業員数、日本からの派遣社員数、子会社への出資元企業からの出資比率を独立変数とする多項ロジスティック回帰分析をした、これにより、売上高、従業員数、派遣社員数、出資比率は収益性に正の効果があることが指摘できた。 日系企業のアメリカへの進出状況における同時期の1,040社のデータによる分析では、出資比率のみが正の統計的に有意な効果をもたらしていることも分析できたが、他の変数では有意な結果は得られなかった。ニュージランドへの同様の分析では5変数とも有意な結果は得られていない。 国別の分析では、従属変数である収支のデータが収録されていない標本が多くなり、分析結果に相違があることも指摘できた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
大量のデータの入力、その編集により時間がかかったが、計算の段階でほぼ予定通り進展した。
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今後の研究の推進方策 |
入手可能となる2023年のデータベースを追加しより包括的長期のデータにより分析を目指す。国別の分析の相互比較を調査し、国別の進出状況の異同を分析する。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナの影響で出張研究が予定より少なくなったが、本年度は確実に実施できる。
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