研究課題/領域番号 |
22K01771
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
西川 みな美 帝京大学, 経済学部, 助教 (60846260)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 小売企業 / 流通 / 出店戦略 |
研究実績の概要 |
2022年度においては、既存研究のレビューを重点的に行い、本申請課題が取り組む研究課題およびその分析方法を検討した。 まずは本申請課題に関連する既存研究として、小売店舗間の空間的競争や、地域的な要因が、企業の出店の意思決定ならびにパフォーマンスに及ぼす影響を実証的に検討した研究群を重点的にレビューした。これを踏まえて、既存研究では、複数の市場に店舗を展開するチェーン小売企業特有のチェーン・オペレーションの問題や、地域横断的なマーケティング管理の問題が捨象されている点に、課題が残されていることが確認された。 そこで現在、本申請課題において、チェーン小売企業の出店行動が、チェーン・オペレーション様式ならびにマーケティング行動といかなる関連性を有しているのか、またそれは成果にいかなる影響を及ぼすのかを実証的に明らかにするべく、仮説と分析方法の検討を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
既存研究のレビューと研究課題の整理を概ね計画通り遂行することができた。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度では、企業への聞き取り調査を行い、仮説および分析方法の妥当性を確認する。調査を踏まえて、実証分析に必要な二次データの取集と加工を行う。またこれと並行して、小売企業に対するアンケート調査などの1次データの利用についても検討する。
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次年度使用額が生じた理由 |
アンケート調査を行うにあたり、事前に聞き取り調査などで調査項目を確認する必要があると考えたため、アンケート調査の実施を次年度に持ち越すこととした。
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