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2022 年度 実施状況報告書

「ソロカルチャー」は社会病理か健康の資源か:ひとりと癒しをめぐるエスノグラフィー

研究課題

研究課題/領域番号 22K01880
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

本間 三恵子  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (20708531)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード孤独 / ソロ活 / エスノグラフィー
研究実績の概要

本研究では、近年さまざまな分野で社会的な関心事である「ひとり(であること)」に着目し、とりわけ「ソロカルチャー(ひとりを意識し、充実させようとする個人の価値観や諸活動)」の実態や当事者にとっての意味を探索的に記述することを目指している。
初年度(22年度)は、1)「ソロカルチャー」の事例収集・分類作業を計画していたが、コロナ等の情勢もあり、特に概念の整理(文献整理・レビュー)を実施した。
成果はレビュー論文として執筆中で、今年度中には国内学術誌に投稿予定である。
また保健医療社会学会(2022年4月)での発表や、医療社会学研究会での発表、コメンテーター等の活動により、現地調査に向けた準備を進めることができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初の計画書に記載の通り、初年度はコロナ関連の影響により海外渡航やフィールドワークを企画しにくい状況であった。だが2年目以降は上記の制約が各国でほぼ解除されている。よって計画自体の大きな変更は必要なく、計画全体を後ろ倒しすることで対応可能だと考えている。

今後の研究の推進方策

23年度は、当初1年目(22年度)に計画していた事例収集の続きを実施する。またコロナの状況から延期していたフィールド選定作業を開始する。各フィールドとの交渉を進め、現地調査の一部も開始できる見込みである。

次年度使用額が生じた理由

初年度(22年度)計画していた海外での資料収集が、コロナの影響で不可能・次年度以降に計画全体を後倒しすることとした。よって、旅費分・関連物品相当費用を繰越し・後倒しで使用予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 「つながりの場」としてのYouTubeコメント欄の構造と内容医学的に説明困難な疾患の患者体験談動画を例に2022

    • 著者名/発表者名
      本間三恵子
    • 学会等名
      第48回日本保健医療社会学会大会

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公開日: 2023-12-25  

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