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2024 年度 実施状況報告書

アジアの共生社会の特徴化

研究課題

研究課題/領域番号 22K01945
研究機関東京大学

研究代表者

上野 俊行  東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任研究員 (90739434)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
キーワードバリアフリー / 障害者 / アジア / 共生社会
研究実績の概要

本研究は、アジア各国の共生社会の特徴化を行う。ひいては、日本の共生社会の特徴化に際し、日本人にとって「あたりまえ」とされる社会環境に関する分析を行う。アジアの国々における調査と障害者へのインタビューが中心となり、報告者も障害当事者であることから、体験の共有や共感を通じて、より深い調査が可能となる。
報告者の3年目は、2年目から継続する台湾人研究者と交流から発展し、韓国人研究者とも交流した。介護システムに関して、台湾、韓国、日本を比較するものである。日本の介護システムは、障害者リーダーが1970年代の欧米先進国で学び、そのシステムを模範としている。台湾と韓国の障害者は、アジアの先進国である日本におけるダスキン「愛の輪」事業の研修で学び、日本の障害者リーダーが模範とする欧米型の介護システムを自国で広げている。しかしながら、日本においては、一部を除き、日本型の介護システムであり、欧米のような介護システムが実現していない。この論点に関する共同研究は国際ジャーナルに投稿中である。
申請者個人の具体的な実績として、Transforming Care Network への国際会議(フィンランド開催)へのアブストラクトが受理がされたが、健康上ので事由で会議への参加はキャンセルした。
現在は研究倫理審査書の作成やインタビューの対象となる障害当事者の候補者選出など、可能なことを進めている。

現在までの達成度
現在までの達成度

4: 遅れている

理由

健康上の事由。

今後の研究の推進方策

障害当事者のバリアに関して、生活環境にも認識が及び、介護者のまなざしも障害当事者に近く、一般の人とは異なる認識を有していると考えた。このため、今後のインタビューの対象として、障害者の介助者にもインタビューを行う。その相違点にも着目して、共生社会における障害当事者と介助者への視点も持ちたい。

次年度使用額が生じた理由

本研究はアジアの障害者へのインタビューとバリアフリー調査が核となっている。しかし、病気療養中のため、本科研費による海外調査が一度もできていない。完全回復次第、海外調査を行うため、必要としている。

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公開日: 2025-12-26  

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