研究課題/領域番号 |
22K02094
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
大浦 麻絵 札幌医科大学, 医学部, 講師 (40404595)
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研究分担者 |
小山 雅之 札幌医科大学, 医学部, 講師 (10822736)
大西 浩文 札幌医科大学, 医学部, 教授 (20359996)
助友 裕子 日本女子体育大学, 体育学部, 教授 (50459020)
内藤 由紀子 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (80426428)
林 二士 札幌国際大学短期大学部, 幼児教育保育学科, 准教授 (70830941)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 健康教育 / 手指衛生 |
研究実績の概要 |
2021年度から実施していた手洗い徹底活動プロジェクトは非常に順調に進行した。 2023年度においては中学校6校、小学校15校、幼稚園保育園こども園21園の活動参加を得た。学校での手洗い活動に加え、新型コロナウイルス感染症・インフルエンザ予防啓発ポスター&川柳活動、コロナ禍でも社会を支えてくれる人々に感謝を伝えるありがとうプロジェクトなどを展開した。予防啓発ポスター&川柳には中学生も審査員としても参加した。 新型コロナウイルス感染症5類相当移行後には学校の授業が数多く実施でき、対面での研究活動が容易となった。本研究デザインはアクションスタディであるので、教育現場とのコミュニケーションが核となる。新型コロナウイルス感染症5類相当移行後、とても容易にとれやすくなった。対面での研究が容易となったことを教育現場に確認後、今年度から子ども達の手指衛生を”見える化”する目的で食品衛生の現場でも使用されている機器を導入することにした。結果、子ども達の手洗いに対するモチベーションは向上したように観察された。教育現場においても歓迎され、新型コロナウイルス感染症の5類相当移行後、直ぐにとはいかなかったもの小学校3校での授業実施、中学校1校での授業実施、中学校3校での部活動・委員会活動においての研究実施ができた。幼稚園保育園においては研究実施までには至れなかったものの、2園において研究準備完了の段階に入れた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
新型コロナウイルス感染症の5類相当移行を受け、学校活動が活発化、伴い研究も当初の予定以上に参加校も増え発展している
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今後の研究の推進方策 |
2023年度に手洗い徹底活動プロジェクトは終了した。公衆衛生活動を主体的に実施希望す中学校5校、小学校3校、幼稚園保育園2園において研究活動を継続していく予定である
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次年度使用額が生じた理由 |
Pilot研究では当初の予測以上の学校が研究参加を申し入れたため、翌年度分を前払い請求した
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