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2023 年度 実施状況報告書

パーソナルライティングVSアカデミックライティング論争を乗超える文章表現教育開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K02300
研究機関帝塚山大学

研究代表者

谷 美奈  帝塚山大学, 全学教育開発センター, 教授 (60582129)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
キーワードパーソナル・ライティング / アカデミック・ライティング / 学生の発達 / 思考変容のプロセス / 物語的思考 / 科学・論理的思考
研究実績の概要

本年度は昨年に引き続き、国内の大学をフィールドに、おもに以下の①~③の観点から実践・調査研究を行った。① パーソナル・ライティングとアカデミック・ライティングの学習活動の「構造」に関する質的調査およびその分析と検討を開始した。② パーソナル・ライティングとアカデミック・ライティングの学習「プロセス」についての質的調査とその分析と検討に着手した。③ パーソナル・ライティングとアカデミック・ライティングに関する学習をめぐる「深さ」について質的および量的の両面で調査し及びその分析と検討を開始した。これらの3つの課題に取り組んだ。一方、海外の大学の実践事例を調査することで、パーソナル・ライティングとアカデミック・ライティングの指導における学習活動の構造やプロセス、および学習をめぐる深さを検討し、上記の①~③で得た国内の知見との比較検討を行う予定でもあったが、これらの海外調査関連はいまだ実施されていない。その代わりに、海外(特にフランスとカナダとアメリカ)でのパーソナル・ライティングに類似する実践研究の文献調査を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

海外の大学の実践事例を調査については、これらの計画はいまだ実施されていない。今後状況をみて、海外調査も開始する予定である。

今後の研究の推進方策

海外の大学の実践事例を調査することで、パーソナル・ライティングとアカデミック・ライティングの指導における学習活動の構造やプロセスおよび学習をめぐる深さなどについても検討を行う予定であったが、これらの計画はいまだ実施されていない。今後状況をみて、海外調査も開始する予定であるが、現在はそれを文献調査に切り替えている。

次年度使用額が生じた理由

海外の大学の実践事例を調査について、これらの計画はいまだ実施されていないため。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2024 2023

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 学生の自己形成を促すパーソナル・ライティング~自己から、他者、世界へ、と認識を育むことの大切さ~2024

    • 著者名/発表者名
      谷美奈
    • 学会等名
      大学コンソーシアム京都FD研究会講演
    • 招待講演
  • [学会発表] 大学におけるパーソナル・ライティングの教育的意義2023

    • 著者名/発表者名
      谷美奈
    • 学会等名
      神戸大学学術WEEK ライティング・シンポジウムII  ライティング指導の挑戦 ―アカデミック・ライティングを超えて―
    • 招待講演
  • [図書] 共生社会の大学教育:コミュニケーション実践力の育成に向けて2024

    • 著者名/発表者名
      山地弘起編著 分担執筆:谷美奈
    • 総ページ数
      239
    • 出版者
      東信堂

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公開日: 2024-12-25  

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