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2022 年度 実施状況報告書

人口減少地域からの要請に着目した高校のキャリア教育・キャリア形成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22K02374
研究機関大阪商業大学

研究代表者

尾場 友和  大阪商業大学, 公共学部, 准教授 (50781374)

研究分担者 藤村 晃成  大分大学, 大学院教育学研究科, 准教授 (00883159)
尾川 満宏  広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (30723366)
梅田 崇広  愛媛大学, 教育学部, 講師 (90908899)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
キーワード教育社会学 / 人口減少地域 / キャリア形成
研究実績の概要

令和4年度は、これからの研究を進めるのに先立ち、最新の研究情報の収集を行った。具体的には、日本子ども社会学会第28回大会(於 宮城教育大学・オンライン開催)、日本教育社会学会第74回大会(於 日本女子大学・オンライン開催)、第74回中国四国教育学会(於 香川大学)等に参加し、情報収集を行った。
また、次年度以降のフィールドワーク調査の対象を確定させるため、人口減少を課題とする2地点にアプローチし、地元地域の有識者や地元公共団体の職員と面談した。そこでは、地域の経済や産業構造、人々の風俗や文化について情報の提供を受けた。さらに、当該地域の高校と連携し、質問紙の作成にあたり意見交換するなど議論を深め質問項目の決定させた。そうして仕上がった質問紙は、すでに印刷に取り掛かっており、令和5年度の実施に向けて配布の準備を進めることができた。
これらと並行して、人口減少地域に移住した若者に調査協力を依頼し、地域の課題や若者に対する期待について聞き取り調査を実施した。コロナ禍の影響により全ての協力者から聞き取りを終えることができなかったが、都市部とは異なる地域の生活事情や日常生活で見聞きする高校生のキャリア意識の形成にかかわる事項について情報収集した。得られた情報は、文字化するためテープ起こしの準備を進めている。また、聞き取りを終えていない調査協力者に対しては、次年度の実施に向けて日程調整を進めている。
なお、研究分担者とは連携を密に行い、これまでの進捗状況や今後の計画について打ち合わせを行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

コロナ禍による行動制限により、調査協力地域へのアプローチに時間を要した。

今後の研究の推進方策

令和4年度に実施した聞き取り調査の整理をする。さらに、令和5年度に実施する質問紙調査の取りまとめる。

次年度使用額が生じた理由

次年度使用額は、主にコロナ禍による移動制限等により、調査地域のフィールドワークに十分な参加ができなかったことによる。昨年度分を今年度前半に実施する計画をしている。

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公開日: 2023-12-25  

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