研究課題/領域番号 |
22K02415
|
研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
横山 美佐子 北里大学, 医療衛生学部, 講師 (70439149)
|
研究分担者 |
田久保 憲行 順天堂大学, 医学部, 准教授 (20306583)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
|
キーワード | 早産児 / 低出生体重児 / 体組成 / 新体力テスト / 運動能力 |
研究実績の概要 |
今年度は、協力小学校を募るため連絡をとるも、新型コロナウィルス感染症予防対策で、研究協力は得られなかった。そこで、本研究のパイロットスタディーとして、連結不可能匿名化された既存資料の出生時情報と体組成、体力テストの結果のデータを用い、1500g未満で出生した極低出生体重児1年女児1名、5年女児1名、3年女児1名を対象とし、対照群を1年女児11名、3年女児9名、5年女児5名として、体組成と運動能力について比較検討した。結果、体組成において、極低出生体重児は筋肉量が低値、特に1000g未満で出生した超低出生体重児は筋肉量が低値,脂肪量が高値を示した。また運動能力においては,全項目の平均値は対象群に比して低値を示した。 今後は、当初予定通り小学校に協力を得る一方で、倫理委員会の審査を得た上で、病院内や公共施設等での公募も考えたい。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症蔓延に伴い、小学校でのデータ収集ができなかったため。
|
今後の研究の推進方策 |
今年度は、協力小学校を募り、研究を遂行するつもりである。万一、今年度もデータ収集が困難な場合は、共同研究者の田久保と相談し、小児科に定期受診する早産児や低出生体重児を対象とすることや、一般公募等も考えたい。
|
次年度使用額が生じた理由 |
2022年度は新型コロナウィルス感染症が小学校において蔓延していたため、研究協力を得ることができず、次年度に繰り越した。
|