研究課題/領域番号 |
22K02445
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研究機関 | 和洋女子大学 |
研究代表者 |
二宮 祐子 和洋女子大学, 家政学部, 准教授 (80758269)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 医療的ケア児保育 / 地方自治体 / 比較分析 |
研究実績の概要 |
前年度に実施した自治体対象のインタビュー調査をもとに執筆し、日本社会マネジメント学会に投稿した原著論文「医療的ケア児保育の実施体制に関する自治体間比較」が『日本社会福祉マネジメント学会誌』第3号に掲載された。 また、医療的ケア児保育を実施している研究協力園では、継続して、参与観察をすすめた。これらの調査によって得られた知見は、保育士等キャリアアップ研修(東京都・川崎市)・喀痰吸引等研修(第3号研修)・居宅訪問型保育専門研修の他、保育士養成課程むけの教科書『子ども家庭支援論』『社会的養護Ⅰ・Ⅱ』でも反映された。 2024年5月発刊の『子ども学』第13号の特集「医療的ケア児」に、医療的ケア児保育を担う支援者の専門性をテーマとする原著論文を作成し、投稿した。また、2024年度に開催される日本保育学会第77回研究大会自主シンポジウムの開催が認められたため、発表にむけて、研究協力園での医療的ケア児保育実践の発表を行うための準備を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
投稿論文が採択され、調査結果を公表することができたが、さらに考察を深めていく必要がある。
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今後の研究の推進方策 |
これまでの調査結果より得られた知見を深化させるにあたり、白梅大学こども学研究所紀要『子ども学』より、医療的ケア児保育に関する原稿執筆依頼があったため、医療的ケア児保育を推進するために必要な専門性について、原著論文の執筆を継続する。 また、2024年度に開催される日本保育学会第77回研究大会自主シンポジウムおよび日本子ども学会ラウンドテーブルの開催が認められたため、発表にむけて、研究協力園での医療的ケア児保育実践の発表を行うための準備をすすめている。
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次年度使用額が生じた理由 |
保育学会などの研究大会が、対面ではなく、オンライン開催であったため、旅費をあまり使用しなかった。また、インタビューの逐語起こしが、専用アプリを用いたために、業者に依頼する機会が少なかった。
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