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2023 年度 実施状況報告書

軽中等度難聴学生への意思表明支援のあり方に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22K02779
研究機関山形大学

研究代表者

有海 順子  山形大学, 障がい学生支援センター, 准教授 (50633921)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
キーワード軽中等度難聴学生 / 意思表明支援 / 質問紙調査
研究実績の概要

本研究では、大学等の進学例が増えている軽中等度難聴学生の修学実態を質問紙調査で明らかにするとともに、当事者からみた意思表明の困難さや求める支援を面接調査により明らかにするものである。
2年目にあたる当該年度では、軽中等度難聴学生の修学実態に関する全国調査を実施することを目指し、これまでの先行文献をあたりながら調査方法や調査項目の検討をした。
具体的には、これまでに例のない分野の調査のため、実態把握するためにどのような項目を設けるべきか、当事者だけでなく支援関係者への調査も含める場合にどのような調査依頼が適切かという点について検討した。研究代表者自身が軽中等度難聴学生への支援にあたっているため、対象となる学生の様子や対応経験を考慮しながら検討を進めた。
また研究代表者の所属大学における倫理委員会への倫理申請の準備を進めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

当該年度中に妊娠がわかり、安静にする必要があり、本務のエフォートを下げざるを得ず、研究活動も同様にエフォートを下げる必要が出てきてしまい、初年度の遅れも相まってさらに進捗が遅れてしまったため。

今後の研究の推進方策

現在は育休中のため、令和6年度から約1年半研究を中断する。
再開後には、これまで検討を進めてきた、全国の軽中等度難聴学生の修学実態を明らかにするための質問紙調査を実施する予定である。
質問紙調査後に当事者へのインタビュー調査を予定しているが、進捗状況や自身のワークライフバランスの状態を考慮し、全国の実態調査のみにとどめるなど、研究計画の変更も必要である。

次年度使用額が生じた理由

当該年度に妊娠がわかり支出実績がないため、次年度使用額が生じた。
2025年度7月末まで研究を中断するため、それ以降に使用することとなる。

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公開日: 2024-12-25  

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