研究課題/領域番号 |
22K02859
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
植村 宗則 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (50636157)
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研究分担者 |
家入 里志 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (00363359)
富川 盛雅 九州大学, 大学病院, 特別教員 (60325454)
江藤 正俊 九州大学, 医学研究院, 教授 (90315078)
川平 洋 自治医科大学, 医学部, 教授 (90447285)
武藤 充 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (70404522)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 手術トレーニング / 手術ログデータ / 手術ロボット / 内視鏡外科手術 / 動作解析 |
研究実績の概要 |
より軽い身体的・経済的負担で短期間での社会復帰を実現する内視鏡外科手術の需要が高まっており、その専門的な教育・トレーニングは極めて重要となっている一方、科学的根拠に基づく標準的なトレーニングプログラムは確立されておらず、その教育・トレーニングは未だ各医療機関に委ねられている。本研究では、手術における「無駄とは何か」を説明可能にすることで科学的根拠に基づいた革新的なトレーング法をパッケージ化し、内視鏡外科手術教育の標準化を行う。特に、「手術が上手いとは何か、手術が上手くなることとはどのようなことか」をより深く定量的・客観的に解明することで熟練医の暗黙知を可視化して共有し、エキスパートを追体験することで質の高いフィードバックと明確なトレーニングストラテジーを提供する革新的で科学的な手術トレーニングプログラムをパッケージとして開発する。さらに、開発したパッケージを他施設と共有・検証し、学会等を通して全国的に活用できるようにする。これによりわが国における外科技術の底上げを実現し、経験が比較的少ない外科医でも短期間で進歩的な手技を習得し正確で安全な手術を行える本パッケージの活用を全国規模の学会へ提唱することで、新しい外科教育システムの全国的基盤を構築する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
手術ロボットから得られる手術ログに関する検討が実施できた。
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今後の研究の推進方策 |
手術ログデータの構造が理解できたため、手術ログのデータを編集することが可能なアプリケーションを開発し、手術ログの本格的な解析に着手する。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍により、出張機会(国際学会、打ち合わせ等)の激減と半導体不足による機材購入ができなかったため。
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