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2022 年度 実施状況報告書

教員養成大学におけるハイブリッド音楽科授業の構築

研究課題

研究課題/領域番号 22K02864
研究機関大東文化大学

研究代表者

深見 友紀子  大東文化大学, 文学部, 特任教授 (10283053)

研究分担者 齊藤 忠彦  信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (10313818)
堀田 龍也  東北大学, 情報科学研究科, 教授 (50247508)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワードデジタル教材 / ウェブアプリ / 音楽科教育 / GarabeBand / バーチャルピアノ / ICT活用
研究実績の概要

本研究の目的は、①~デジタル教材の開発と検討、②~リモートレッスンの改良と方法論の確立、③~オンライン音楽授業のガイドラインの作成、④~対面授業の内容・方法の改良を行うことによって、教員養成大学の音楽科教育でのハイブリッド授業を構築し、デジタルトランスフォーメーションを進めることである。
初年度である2022年度には、1. (音楽)教科書会社の指導者用デジタル教科書、学習者用デジタル教科書、デジタル教材の調査、2. YouTubeの音楽教育関連動画の調査、3. 音楽授業における学習管理システム(LMS)の活用、4. 一般ウェブアプリの音楽授業での活用事例の収集および実践、5. 音楽系ウェブアプリの音楽授業での活用事例の収集および実践、6. 自作アプリの検討を実施した。
3. に関しては、オンデマンド教材配信に関する工夫等を行った。4. の実践については、Mentimeterを使用した音楽クイズ等の実践を行った(東京・新宿区 Artware hub KAKEHASHI MEMORIAL)
5. の実践については、GarabeBandを使用した小学生の実践を分析し、指導の方法を検討した(深見、鈴木正樹)。また、バーチャルピアノ/バーチャルドラムを使用した合奏に取り組み、音楽科授業での有効性を検討した(信州大学、斎藤忠彦)。
6.については、小梨貴弘(戸田市立戸田東小学校)の協力を得て、音楽科教育版ロイロノートプロトタイプの開発に取り組み始めたが、2023年3月にプログラマーが急逝したことで作業が止まっている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

(音楽)教科書会社の指導者用デジタル教科書、学習者用デジタル教科書、デジタル教材の調査に止まり、自身のデジタル教材にはまだ取り組んでいない。
アプリ開発に関しては、関係者の急逝により軌道修正を余儀なくされている。

今後の研究の推進方策

2022年度は基礎的な調査に終始し、また、音楽アプリ開発に関しても上述した事情により遅研究の遂行に遅れが生じているが、2023年度の後半には研究協力者を選定し、軌道に乗せる予定である。最大の課題は、音楽知識があるプログラマーをみつけることにある。

次年度使用額が生じた理由

2022年度は基礎的な調査に終始し、また、音楽アプリの開発に関しても検討段階であったこと等により、次年度使用額が生じたが、今後は、基礎的な調査を踏まえ、研究計画どおりの遂行をする予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 小学校1年生を対象にしたオンライン作曲ワークショップ実践報告2023

    • 著者名/発表者名
      深見友紀子・鈴木正樹
    • 雑誌名

      大東文化大学紀要

      巻: 61 ページ: 9-18

    • オープンアクセス
  • [図書] この一冊でわかる楽典と音楽実技 保育士、幼稚園・小学校教諭を目指す人のために2023

    • 著者名/発表者名
      深見友紀子・小林田鶴子
    • 総ページ数
      112
    • 出版者
      音楽之友社
    • ISBN
      9784276100527

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公開日: 2023-12-25  

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