研究課題/領域番号 |
22K03142
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
井野 敬子 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 行動医学研究部, 室長 (10727118)
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研究分担者 |
金 吉晴 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所, 所長 (60225117)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | PTSD / 心的外傷後ストレス障害 / 認知行動療法 / 持続エクスポージャー療法 / 心理療法 / オンライン治療 / 遠隔治療 / インターネット |
研究実績の概要 |
本研究はPTSD患者に対して、持続エクスポージャー療法をウェブ会議システムを使用して提供し、安全性と予備的有効性を検証する。研究デザインは、単群の前後比較である。
今年度は、プロトコルを作成し、倫理審査を通過し、研究登録を済ませた。また研究体制を拡充した。具体的には、武蔵野大学・兵庫こころのケアセンター・名古屋市立大学との多施設共同研究とした。3名の認定治療者が新たに本研究に参画し,当施設も含めて3施設でリクルートが可能となった。共同研究機関と3回の研究ミーティングを行い、連携を測った。
第一例目の登録が終了した。今年度は症例をエントリーしていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
申請時は単施設研究の予定であったが共同研究機関が増え、またリクルート協力先を増やすことができた。 研究の遂行能力が大きく上がったために、順調に進展していると考えている。
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今後の研究の推進方策 |
現在の研究体制で研究推進が十分できると考えている。 リクルート促進のために研究ポータルサイトの作成を進めている。 また研究者が所属する施設が主催するPE研修会等を通じて、PE治療者の育成に努める。
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次年度使用額が生じた理由 |
今年度は、別の研究費の使用の範囲内ですむ学会参加・物品購入で済んだためジエンド使用額が生じた。 多施設研究となったために、次年度以降は分担金を分配するために、節約に努めた。
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