研究課題
基盤研究(C)
本研究では現行ステント同等以上の耐久性を有し,且つ血管拡張力の高い超弾性ステントの開発を目的とした.その結果,強加工と必要最低限の熱処理を組み合わせた製造プロセスによって血管拡張力を現行品に対して増大させられることを見出した.さらに血管内における拍動負荷を再現可能な疲労試験機を作製して開発ステントの疲労寿命を評価し,有限要素解析の結果を併せて局所的変形特性と疲労破壊との関連を明らかにした.
材料工学,材料力学
本研究では現行品に対して血管拡張力のより高いTiNi形状記憶合金ステントの開発を実施した.その結果,製造プロセスの工夫により血管拡張力アップに成功し,その疲労寿命を評価する技術も確立した.これらの研究成果はより細い血管でのステント治療を実現するなどステントによる治療の幅を拡げることにつながり,低侵襲医療に貢献するものである.