今後の研究の推進方策 |
特にデザイン性の高いトリチオカーボネート骨格構造を有するRAFT剤に焦点を絞り, ラジカル反応速度定数の評価, 置換基効果との相関性のデータ収集を行うとともに, 反応機構の詳細の解明を目指した研究を進める予定である。当初の研究計画の中心である開始剤ラジカルとRAFT剤との直接反応に加え, 生成ポリマーのNMR, GPC測定等を行い, 副反応による生成ポリマー物性への影響の因果関係について追及を行いたい。これらの成果を7月, 11月, 3月の学会で発表すると共に論文としてまとめたい。
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