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イネはいもち病菌M. oryzaeの感染を感知すると,GH18および19キチナーゼを分泌し,M. oryzaeの細胞壁主成分であるキチンを分解,溶菌することによって抵抗性を示す.さらに分解により生じたキチンオリゴ糖をエリシターとして細胞表面の受容体で認識し,免疫応答を誘導する.一方,M. oryzaeはGH18キチナーゼであるMoChia1を分泌し,自らの細胞壁から生じたキチンオリゴ糖を分解することにより,受容体によるエリシター認識を防ぎ植物免疫を回避する.本研究ではMoChia1の構造と機能を調べることにより,M. oryzaeによる植物免疫回避機構の一端を分子レベルの解像度で明らかにした.
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