| 研究課題/領域番号 |
22K05841
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| 研究機関 | 北海商科大学 |
研究代表者 |
澤内 大輔 北海商科大学, 商学部, 准教授 (90550450)
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| 研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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| キーワード | サプライチェーンリスク管理 / 質的比較分析 |
| 研究実績の概要 |
我が国の食料自給率は他の先進国と比べて極端に低い状況が続いている。今後、食料自給率の大幅な上昇は見込みがたく、我が国で安定的に食料調達をするためには、国内生産の拡大だけではなく、海外からの安定的な輸入の確保が極めて重要な課題となる。そこで本研究では、サプライチェーンリスク管理を応用し、食料安全保障の脆弱性やその脆弱性への対応策を定量的に評価する手法を開発することを課題と定めた。 研究3年目である2024年度は、昨年度より課題となっていた農産物の安定的な供給に焦点を当てた評価方法の開発を行った。農産物の安定的な供給を阻害する要因は複数あるとともに、それら複数の要因が組み合わさった場合に、価格高騰や供給不足の事態が発生すると考えられる。回帰分析では、個別の要因が供給不足の発生に及ぼす影響、もしくは2つ程度の要因が供給不足の発生に及ぼす影響を明らかにすることはできるが、3つ以上の要因が同時に発生した場合の影響をとらえることは困難である。そこで、今年度は複数の要因の複雑な因果関係を明示的に分析できる質的比較分析(Qualitative Comparative Analysis; QCA)の分析手法の習得に努めた。分析結果について関係者からのフィードバックを得ることができる事例について、データを収集しQCAを適用した分析を実施し、学会発表を行った。さらに、得られた成果について、関係者からフィードバックを受け、分析手法の頑健性を確認した。 次年度には、QCAを用いて農産物の安定的な供給に関する評価手法の開発を実施する計画である。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
3: やや遅れている
理由
研究代表者の教育業務及び学内業務が当初の予定以上に増加したため。
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| 今後の研究の推進方策 |
最終年度となる2025年度は、質的比較分析(Qualitative Comparative Analysis; QCA)を用いて農産物の価格高騰や供給不足が発生する条件の組合せの解明を試みる。我が国の食料供給源である国内生産、輸入、備蓄およびそれらの輸送に関わるリスクなどのデータを収集し、食料安全保障の脆弱性の評価を試みる。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
研究の進捗状況が遅れ、データの分析、研究成果の報告、論文執筆などに時間を要し、次年度に研究を継続する必要が生じた。次年度は、質的比較分析を用いた分析実施に必要な費用(分析手法の耕種会への参加)、データ収集・整理、論文執筆、学会発表のために繰り越した女性器をお利用する予定である。
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