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2024 年度 実績報告書

農村ため池を対象としたAI援用気泡噴流装置による持続的水質管理システムの提案

研究課題

研究課題/領域番号 22K05890
研究機関東京電機大学

研究代表者

中井 正則  東京電機大学, 理工学部, 教授 (10217648)

研究分担者 筒井 裕文  東京電機大学, 理工学部, 助教 (70620649) [辞退]
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード小規模農村ため池 / 気泡噴流 / 水温躍層 / 水質維持 / 人工知能 / ランダムフォレストモデル / ニューラルネットワークモデル
研究実績の概要

2024年度は,2023年度に構築した2つの機械学習モデル(ニューラルネットワークモデル,ランダムフォレストモデル)を気泡噴流装置に装備して,現地小規模池でテストランを実施した.
本機械学習モデルは,いずれも現在時刻における気象条件・水温条件および気泡噴流流量をもとに,継続的な水温躍層抑制に必要である「60分後の気泡噴流流量」を高い精度で予測するものである.なお,気象測定項目は,日射量,風速,風向,気温,相対湿度,気圧,降雨量であり,また,気泡噴流流量は,0,15,30,60L/minの4段階に設定可能である.
現地調査では,9月に,この機械学習モデルの妥当性・信頼性に関する計11回のテストランを実施した.あらかじめ,「池内に水温躍層を形成させない気泡噴流流量」を同機械学習モデルに予測させて,気泡噴流装置を同流量で運転し,実際に水温分布を測定することによって,水温躍層の有無を確認した.その結果,全11ケース中の9ケースにおいて,水温躍層の形成が阻止されており,予測の成功率は約82%(= 9/11×100)であった.
また,この機械学習モデルに関するテストランと並行して,週1回のペースで水質項目の調査を行った.測定した水質項目は,COD(化学的酸素要求量),T-N(全窒素),T-P(全リン),SS(浮遊物質濃度),の4つである.
本年度は,昨年度に引き続き,2025年3月に学会発表を行った.また,現在,3年間の研究成果を総合して学術雑誌に投稿する準備を進めている.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2025

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 機械学習による気泡噴流制御モデルを用いた小規模池における水温躍層の形成抑制に関する現地実験2025

    • 著者名/発表者名
      遠藤雅実、黒川瑠生哉、望月一樹、中井正則
    • 学会等名
      日本水環境学会

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公開日: 2025-12-26  

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