研究課題
昨年度に引き続き特に生体内で発生しているCOのターゲットとなる分子の探索を行った。種々の培養細胞(A375, Sk-mel188 human melanoma cell lineAGS, MKN-28, MKN-459 gastric adenocarcinoma cell line)を利用して、種々の濃度のCOガスで刺激をしたのち、RNA sequenceを行った。その結果、質量分析法および二次元電気泳動法で同定したものとは異なる数種のmRNAの増減が確認された。
3: やや遅れている
COガスによって誘導されるタンパク質を同定する目的で2種類の異なるアプローチで行ったところ、異なるターゲットが得られ、その解析に時間を要したため。
ここまで得られた複数のCO分子特異的ターゲットの中から最も有効性の高いものに絞り込んで詳細な解析を行う予定である。
海外取り寄せの試薬が円安などの影響もあり当初の見積もり額よりも高額になったため、その他の消耗品で金額の調整を行ったため
すべて 2023
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (5件)
J. Clin. Nephrol.
巻: 7 ページ: 85-91
10.29328/journal.jcn.1001115
Biomedicines
巻: 11 ページ: 3112-3125
10.3390/biomedicines11123112